2011年(平成23年)5月〜8月の上映作品
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4月16日〜5月6日

クレアモントホテル
2005年 米/英 1時間48分
監督/ダン・アイアランド
出演/ジョーン・プロウライト、 ルパート・フレンド
 ロンドンの古い街角にある小さなホテル。そこには人生の終着点に近づいた人たちが、引き寄せられるようにやって来る。パルフリー夫人もそんなひとりである。ふとしたことで出会った美しい青年と心あたたまる交流を描いた珠玉の一品。
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4月23日〜5月6日

アンチクライスト
2009年 デンマーク・ドイツ他合作 1時間44分
監督/ラース・フォン・トリアー
出演/シャルロット・ゲンズブール、ウイレム・デフォー
 カンヌ映画祭で賞賛と嫌悪が物議を醸した注目作。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」等で愛と自己犠牲を描いてきた鬼才の新作は、愛し合っている最中に愛する息子を事故で亡くした夫婦の悲しみと苦悩を美しく、かつ残酷に描いたエロティック・サイコ・スリラー
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4月30日〜5月6日

アレクセイと泉
2002年 日本 1時間44分
監督/本橋 成一
音楽/坂本 龍一
 ベルリン映画祭を始め、世界各国で好評を博した『ナージャの村』から5年。写真家・本橋成一と音楽家・坂本龍一と組んだ〈泉〉を主題としたドキュメンタリー。
 舞台となる〈泉〉は、チェルノブイリ原発の爆発事故で被災した、小さな村ブジシチェにある。この村のいたる所から放射能が検出されるが、不思議なことに、この〈泉〉からは検出されない。
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5月7日〜5月20日

毎日かあさん
2011年 日本 1時間54分
監督/小林 聖太郎
出演/小泉 今日子、永瀬 正敏
 一家を養う“かあさん”は、締め切りと子育てに追われても、夫が騒ぎを起こしても、ムリもガマンもせず、あくまでも自然体。涙も笑いに変えるその生き方は、今を生きる女性たちに、勇気と元気を与えてくれる。
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5月7日〜5月27日

ヤコブへの手紙
2009年 フィンランド 1時間15分
監督/クラウス・ハロ
出演/カリーナ・ハザード、ヘイッキ・ノウシアイネン
 恩赦で12年間暮らした刑務所から出た主人公・レイラは盲目の牧師のために手紙を読み、返事を書く仕事につく。人の心を静かな涙と深い感動で包み込んでくれる優しくあたたかな物語。

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5月14日〜5月27日

ハーブ&ドロシー
2008年 アメリカ 1時間27分
監督/佐々木 芽生
出演/クリスト&ジャンヌ・クロード、リチャード・タトル、チャック・クロース
 郵便局員のハーブと、図書館のドロシーの夫婦の楽しみは現代アートのコレクション。慎ましい生活の中で約30年の歳月をかけコツコツと買い集めた作品は、いつか20世紀のアート史に名を残す作家の名作ばかりだ。

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5月21日〜6月10日

英国王のスピーチ

2010年 イギリス/オーストラリア 1時間58分
監督/トム・フーバー
出演/コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター

 現イギリス女王エリザベス2世の父、ジョージ6世の半生を描いた実話。
 吃音に悩み、公の場を避けてきた英国王ジョージ6世が、第2次世界大戦を前に、国民の心を一つにし“真の王”になるまでを描いた感動のドラマ。
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5月28日〜6月10日

白いリボン
第62回カンヌ国際映画祭パルムドール大賞受賞
2009年 ドイツ 2時間24分
監督/ミヒャエル・ハネケ
出演/クリスティアン・フリーデル、エルンスト・ヤコビ
 第一次世界大戦前夜、北ドイツの小さな村を数々の奇妙な事件が襲う。事件が徐々に村の空気を変えていく。誰の仕業なのか村人皆が不信感を募らせる。そして村人たちの素の顔が次第に浮き彫りになっていく。
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5月28日〜6月10日

ただいま〜
それぞれの居場所
2010年 日本 1時間36分
監督/大宮 浩一
 介護保険制度導入から10年。自分の理想とする介護を展開しようと開設された施設を訪ね、その介護の現場で働く人々に密着して、多種多様な介護の実態を生々しく印象深く描いた秀作。
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6月11日〜6月24日

ショージとタカオ

2010年 日本 2時間38分
本年度キネマ旬報文化映画ベストテン1位
1967年の逮捕以来、無罪を主張し裁判闘争が続いている布川事件の2人、桜井昌司さんと杉山卓男さん。2人の仮釈放後、社会復帰の様子を再審準満期間も含めて2010年の公判まで14年間にわたって追った労作。
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6月11日〜6月24日

SOME WHERE

2010年 アメリカ 1時間38分
監督/ソフィア・コッポラ
出演/スティーブン・ドーフ、エル・ファニング
フェラーリを乗り回し退廃的に暮らす映画スター、ジョニー・マルコのもとへ前妻と同居する11歳の娘クレオがやって来る。ひさしぶりに娘と過ごす親密な時間の中で自堕落な生き方が置き去りにしてきた大切なことを優しいまなざしで描く。
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6月25日〜7月1日

ミツバチの羽音と地球の回転

2010年 日本 2時間15分
監督/鎌仲ひとみ
日本のエネルギーの最前線、上関原発計画に向き合う祝島の人々とスウェーデンで持続可能な社会を構築する人々の取り組みの両方を一本の映画で描いている。いかにして、自分たちのエネルギーの未来を切り開くのか?現場からの問かけは私達に選択を迫ってくる。
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6月18日〜7月1日

100,000年後の安全

2009年/ デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア/1時間19分
監督/マイケル・マドセン
 フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定し、固い岩を削って作られる地下都市のようなその巨大システムは、10万年間保持されるように設計されるという。
 既に建設が進行中の施設に潜入し、このプロジェクトの実行を決定した専門家たちに、未来の子孫の安全性について問いかける。
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7月2日〜7月15日

うまれる

2010年 日本 1時間44分
監督/豪田トモ
出産予定日に我が子を失った夫婦。完治しない障害を持つ子を育てる夫婦など自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、人々の繋がり、そして生きることを考える感動の104分。
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7月2日〜7月15日

婚前特急

2011年 日本 1時間47分
監督/前田弘二
出演/吉高 由里子、加瀬 亮、浜野 謙太(SAKEROCK)
24歳のOLチエは時間を有効利用して人生を堪能すべく、5人の彼氏と付き合っている。親友の結婚がきっかけで5人の男たちを査定し、たった一人の本当の相手を選ぶことにする。チエははたして最後の一人にたどりつけることができるのか?
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7月9日〜7月18日

死刑台のエレベーター

1957年 フランス 1時間32分
監督/ルイ・マル 
音楽/マイルス・デイビス
出演/ジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ

 ルイ・マル監督が当時25歳の若さで作り上げた衝撃のデビュー作。
 十数階の高所で突然停止してしまったエレベーター内で恐怖と焦燥感に見舞われる男。恋人に対する信頼と懐疑を抱えながら街を彷徨う女。緊張感に満ちた映像と音楽がかなでる傑作。
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ダンシング・チャップリン

2011年 日本 2時間11分
監督/周防 正行
出演/ルイジ・ボニーノ、草刈 民代


 バレエ界の巨匠振付家ローラン・プティがチャプリンの名作をテーマに作り上げたバレエ「ダンシング・チャプリン」の映画化。華やかな舞台の裏側を撮った記録を映画として撮影した二部構成からなる美しいバレエ体験が出来る。>>公式サイト

6月25日〜722日(金)


劇場版
神聖かまってちゃん
ロックンロールは
鳴り止まないっ

2011年 日本 1時間25分
監督/入江 悠 出演/二階堂 ふみ、森下 くるみ
主題歌・劇中歌/神聖かまってちゃん


 人気バンド、神聖かまってちゃんの楽曲群をモチーフにした青春群像劇。棋士を目指す女子高生、シングルマザーのダンサー、神聖かまってちゃんのマネージャーと、違う環境にいる人が、かまってちゃんのライブで交錯する。>>公式サイト

7月22日〜85日(金)



やぎの冒険

2010年 日本 1時間24分
監督/中村 颯悟
出演/上原 宗司、儀間 盛真


 日本映画史上初、14歳の中学生監督が撮った話題作。母の故郷である沖縄本島北部を訪れた少年は祝い事があると飼っていたヤギを殺して食べる習慣に驚く。“命と食”の関係を少年の視点でさわやかに描く。>>公式サイト

6月25日〜812日(金)



木洩れ日の家で

2007年 ポーランド 1時間44分
監督/ドロタ・ケンジェジャフスカ
出演/ダヌタ・シャフラルスカ、クシシュトフ・グロビシュ


 ワルシャワ郊外の森、木洩れ日に1面のガラス窓が輝く古い屋敷がある。ここに愛犬フィラと長く暮らす91歳のアニエラ。彼女は年老いても少女のような瑞々しい感性を失わない。
 美しいモノクロームの映像に、一人の老婦人の生きる姿を格調高く描く。>>公式サイト

7月16日〜815日(月)

二重被爆
語り部・山口つとむの
遺言

2011年 日本 1時間3分
監督/稲塚 秀孝(苫小牧出身)
出演/山口 彊、ジェームズ・キャメロン

 核は人間の世界にあってはならない。原発と言っても技術的にも倫理的にも問題があり、事故は止まらない。核がなくならないなら、人類は滅亡に近づく。それを伝えるために今も生かされているという「宿命」があると思っている。>>公式サイト

8月6日〜826日(金)



再会の食卓

2010年 中国 1時間36分
監督・脚本/ワン・チュエンアン
出演/リサ・ルー、リン・フォン、シュー・ツァイゲン


 上海で暮らすユィアーのもとに一通の手紙が届く。そこには、かつて生き別れた夫が40数年ぶりに台湾から帰ってくると記されていた。しかし、ユィアーにはすでに新しい家族がいた
 べルリン国際映画祭で最優秀脚本賞にあたる銀熊賞に輝いた、中国の俊英ワン・チュエンアン監督による実話を基にした人間ドラマ。
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8月13日〜826日(金)



戦火のナージャ

2011年 ロシア 2時間30分
監督/ニキータ・ミハルコフ
出演/ニキータ・ミハルコフ、オレグ・メンシコフ


ロシア革命の英雄コトフと愛娘ナージャ。スターリン大粛正から第二次世界大戦へ、生き永らえていた父と娘は、あまりにも過酷な歴史に翻弄される2人壮大な絆の物語。ロシアの巨匠が放つ入魂の超大作。
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8月13日〜826日(金)


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